ハッキングが学べる学校を探している方が実は世の中に増えてきております。あらゆるニュースの中で、ホワイトハッカーと呼ばれる方が活躍している状況を見て、「自分もなりたい」そう考える方も少なくはありません。実際に筆者もそういった呼ばれ方をする人間ではあります。そして、ブラウザを開き、検索をかけてみたらどうでしょうか「ハッキング 学校」。ホワイトハッカー育成学校や独学で悩んでいたり、通信教育を探していたり。大阪や東京はそういった動きが盛んです。でも、注意しておきたいことがいくつかありますので、書いてみたいと思います。
そもそもハッキングの学校は何をするのか
さて、どのようなカリキュラムが組まれているのか、ハッキングを学ぶための学校、ホワイトハッカー向けの学校を探してみました。ネットワークの基礎を学んだり、プログラミング言語を学ぶ、数学を学ぶなどなどがあります。基本的にハッキングについて知らない方に向けて、まずは基礎的な内容を教えていくように組まれているようです。しかしながら、ここで注意しておきたいのは、あなたがハッキングにどれだけ興味があるかという部分です。表面上かっこいいからというような理由で、入学を決めるのであればやめておいた方が良いかもしれません。もし、そもそもの意味でプログラミングやパソコンや電子機器に興味があるのであれば、そういった学校を選んでも問題ありません。しかしながら、すでにそういった職業についている筆者がズバっと一言、書いてみたいことがあります。学校を運営されている方には非常に申し訳ないですが、事実を書きます。
ハッキングの学校のやってること普通じゃね？
つまるところ、ハッキングを学ぶための学校、ホワイトハッカーを育成するための学校と名を売っているそれぞれのサイトを見ても、どうも普通のことを学んでいるようにしか思えません。もちろん、当然のことです。基礎的なことは大事なことですが、就職を考えるとこれまた「こいつは元々ハッキングに興味がある危険なやつなのか」と、一般的な企業に敬遠されてしまうかもしれません。そういった事例は学生が耳にしないだけで、筆者の場合はよくあります。専門学校や大学に入るのであって、ハッキングの技術そのものを純粋に学びたいというような気持ちがあれば、別にどこを選んでもかまわないと思います。それが、たとえ通信教育であったとしてもです。通信教育というと、すでにセキュ塾といったような、プログラマがハッキング技術を持つためのものなど存在しているようです。それはともかくとして、あなたが純粋にハッキングに興味があったり、それを仕事にしたいというのであれば、まずは世の中の考えをここでハックしなければなりません。特に学校を卒業して、将来何もしなくても安定しているような方であれば、そこまで考えなくとも良いですが、ほとんどの方はそうではありません。それを解決するための策を紹介します。
ハッキングの学校よりもおすすめの方法
何せ、ハッキングの学校などわざわざ行かなくとも、実は独学で行えます。もちろん、学校という支援があれば、環境構築なりでつまづいたらすぐに助けてくれるのが良いところです。しかしながら、独学で学ぶことができるというのも事実です。そして、現実的に構えている専門学校は実はあまり親切ではない場合もあります。例えば、PHPを実行するためのローカル環境を構築していて、つまづくこともあります。そういったとき、教師が手を差し伸べて教えてくれるのかというと、残念ながら「調べてね」で終わることもあります。これもまた、ハッカーは問題解決のスキルとして必要なのですが、それをわざわざ教師たちが必要性を教えてくれることもなかったりして、場合によっては学生は怒りを覚えるかもしれません。こんなに大金を払っているのにと、社会人であれば本気で絶望してしまうかもしれません。やはりそういったことも含めると、最終的には安価にできる独学に進むのがおすすめです。しかしながら、独学でもいずれは独学なりに限界を迎えてしまいます。そして、専門学校なり大学なりに負けない知識をつけたいのであれば、やはり通信教育です。圧倒的に安いので、最初からこちらを選んでおけばよかったと思う方も少なくはありません。幸いなことにホワイトハッカーを求めている企業は、場合によってはそういった世の中の偏見に惑わされない率も多く、学歴がどうとかいまどき時代遅れなことも言わない傾向にあります。そうであれば、あなたが若いうち、今すぐにさくっと学ぶか学ばないかだけを決めて、通信教育で勉強する方が手っ取り早いです。この手の学校を卒業したとしても、すでに4,5年後には化石になっているような知識もあります。余計にハッキングを学ぶ人は独学がまた必要になります。そういったときにも、このような通信教育の手段は覚えておきましょう。筆者がもし、何も知らない学生ならば興味があるので、絶対に説明会や無料の時点ですべて知識を集めるくらいのつもりで、まずは通信教育でいち早く知識を仕入れます。